景観資源における分類と選定プロセスの実態と課題に関する研究:東京都23区を対象として
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概要
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本研究では、東京都23区内の景観条例等に基づき選定された9区の景観資源に着目し、景観資源の分類調査から景観資源の対象を把握するとともに、選定主体、選定方法との関係、選定後の支援策等を調査した。景観資源は有形型、無形型の2タイプに大きく分類した。結果、有形型は多く指定されていたが、無形型は多くは指定されていなかった。多く選定される条件として、景観資源のコンセプトが関係していた。また、景観として直接行政支援の実績があるのは、特定の有形型のみであり、その他の景観資源は、選定だけで役割が終わっているのが現状であり、景観を「選ぶ」だけでなく「守る」へと変化させ、その担い手を増やしていくような仕組みづくりを考えていくのが重要である
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