競合環境下における施設規模の推移および資源配分の社会的最適解
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概要
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都市空間上に競合施設が分布しているときに,i)施設の「規模」はどのように変化すべきか,あるいはii)どのように変化していくか,ということを明らかにするのが本稿の目的である.i)第一に,社会的便益を最大化させる,公的施設への最適な投資配分および,施設間での最適な資源再配分を求める.ii)第二に,各施設の経営者がそれぞれ利潤を追求した結果施設規模が推移するときの,社会的便益の増減を調べる.とくに効用が規模の対数で表されるときには,規模が推移するたびに社会的便益が必ず増えることが明らかになる.
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