マイクロシミュレーションアプローチによる買物行動分析:徳島都市圏におけるケーススタディ
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概要
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本研究では徳島都市圏に居住する消費者の購買選好を明らかにすることを目的としたマイクロシミュレーションを実施した。具体的には消費者として世帯を取り上げ、世帯群を居住地・家族構成を基に世帯類型に分類し、各世帯類型の購買選好を国勢調査をはじめとする集計データから推計した。購買選好を構成する要素として売場面積と世帯-店舗距離を取り上げ、これらに対する選好係数を遺伝的アルゴリズムを用いて最適化する事で推計を行った。シミュレーションの結果、提案モデルは世帯区分を意識しないモデルに対して高い現実再現性を示した。更に家族構成が売場面積選好に、居住地が距離選好にそれぞれ大きな影響を与える可能性を確認できた。
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公益社団法人 日本都市計画学会 | 論文
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