戦災復興計画における広幅員道路としての百メートル道路の計画状況とその変遷に関する研究:全国と広島における百メートル道路計画とその縮小・変更と対比して
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概要
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本研究は、戦災復興計画における広幅員道路である百メートル道路の全国的な計画状況を明らかにし、同時にその変遷についても明らかにしようというものであり、さらに広島における場合と比較して考察しようというものである。戦後において戦災復興院がまとめ閣議決定された戦災地復興計画基本方針に基づき、多くの戦災都市で百メートル道路が計画されたが、戦災復興計画の再検討によってほとんどの百メートル道路計画が縮小・変更された。その中で広島は当初2本の百メートル道路を計画し、見直しによって1本となったが、それに対する思い入れも強く、縮小・変更過程での揺れを経験しながらも、結果的に維持・継承され、平和記念都市建設のシンボル的存在となっていったことを明らかにした。
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