患者教育用動画ウェブサイトを用いた医学英語教育の試み
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概要
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1) 医学教育において,学生が医学英語を習得する必要性が年々増している.しかし,和歌山県のような地方では,医学知識を備えた,英語を母国語とする教員の確保が極めて困難である.2) 和歌山県立医科大学では,他大学で一般英語を担当する米国人を教員とし,米国で患者教育用に開発された,疾患を解説する動画配信ソフトを教材として,2年生を対象に医学英語教育を試みた.3) この方法は,医療知識を備えた英語教員の確保が困難な地域における医学英語教育に有効な手段となりうる.また,この方法により,学生は医学英語と同時に様々な疾患の知識を深めることができると考えられた.
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