加味逍遙散合四物湯「KGS1」による皮膚血流と皮膚症状の改善効果
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
加味逍遙散合四物湯「KGS1」が顔面の皮膚血流と皮膚症状に与える効果について評価することを目的として,皮膚の悩み(かさつき,シミ,キメの荒さ等)があり,かつ漢方医学における血おや血虚の症状を有する女性11名を対象に12週間の臨床試験を実施した。試験中止者1名を除く10名において,血流量の有意な増加が認められると同時に,肌荒れ(角質水分量,経表皮水分蒸散量,キメスコア),シミの明度,はり(弾力性)の有意な改善が認められた。これらの結果から,加味逍遙散合四物湯「KGS1」による顔面の皮膚血流と皮膚症状の改善効果には,関連性があることが示唆された。
- 日本皮膚科学会大阪地方会・日本皮膚科学会京滋地方会の論文
日本皮膚科学会大阪地方会・日本皮膚科学会京滋地方会 | 論文
- ―カラーライブラリー―巨大脂漏性角化症の1例
- 輪ゴム絞扼が原因であった皮膚潰瘍の1例
- In vivo共焦点レーザー顕微鏡を用いた扁平母斑に対するレーザー治療の効果検討
- 乳幼児アトピー性皮膚炎患者を対象とした低刺激性スキンケア製品(シャンプー,泡状洗浄料,乳液)の使用試験
- 1家系4世代にみられた色素失調症