真性多血症患者の下腿に繰り返し生じたハイドロキシウレアによる皮膚潰瘍
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概要
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65歳,女性。1994年2月,真性多血症の診断。1996年,ハイドロキシウレア(HU)の内服による治療を開始した。初診の約1ヵ月前より左足関節外顆部の潰瘍に気づいた。自己にて創処置を行うも増悪したため当科を受診した。初診時,左足関節外顆部に35×13mmの有痛性の皮膚潰瘍を認めた。過去にも2度右足関節外顆部に皮膚潰瘍の既往があった。臨床所見,既往歴,経過からHUによる皮膚潰瘍と診断した。HUの内服を中止し保存的加療を行い約3ヵ月で皮膚潰瘍は上皮化した。
- 日本皮膚科学会大阪地方会・日本皮膚科学会京滋地方会の論文
日本皮膚科学会大阪地方会・日本皮膚科学会京滋地方会 | 論文
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