乳幼児筋線維腫症の1例
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概要
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3ヵ月,男児。1ヵ月前より顔面などに皮膚腫瘤が生じ,ステロイド薬を外用するも腰部や背部にも増大していった。皮膚生検により乳幼児筋線維腫症と診断した。多中心型であるため内臓病変の検索を行ったところ,肺,腎臓に数個の腫瘤がみられた。乳幼児筋線維腫症は自然退縮することもあるが,多中心型は予後が悪いこともあり化学療法を考慮したが,自覚症状がなく血液検査にても異常を認めず,経過観察とした。
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日本皮膚科学会大阪地方会・日本皮膚科学会京滋地方会 | 論文
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