尾骨部皮下に生じたMyxopapillary Ependymoma
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概要
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症例は10歳,男児。6歳頃より尾骨部の違和感を感じるようになった。9歳頃より尾骨部の腫瘤に気付き,徐々に増大したため当科を受診した。初診時,尾骨部に4×2cm大の皮下腫瘤を触知した。骨盤CT所見で脊髄との交通はなく,全身麻酔下で腫瘍を完全に摘出できた。H-Eで偽ロゼット形成がみられ,腫瘍細胞はGFAP,vimentin陽性,S-100で一部が陽性であり,myxopapillary ependymomaと診断した。手術後,1年経過しているが再発はない。
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日本皮膚科学会大阪地方会・日本皮膚科学会京滋地方会 | 論文
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