Dermatomyofibromaの1例
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概要
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32歳,女性。3年ほど前から右背部に皮疹があり徐々に拡大してケロイド様となってきた。同部への外傷等の既往はない。初診時,右肩部に表面赤色調で弾性硬の腫瘤が存在した。病理組織学的所見では,HE染色にて真皮上層に周囲と境界が明瞭な腫瘍塊を認めた。腫瘍塊は主として好酸性の胞体を持つ大型の紡錘形の細胞から成り,表皮と平行して増殖していた。紡錘形細胞に異型性は認められなかった。免疫組織学的に検討した結果,本症例は本邦ではきわめてまれな,Dermatomyofibromaと診断した。
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日本皮膚科学会大阪地方会・日本皮膚科学会京滋地方会 | 論文
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