顔面の先天性有毛性色素性母斑の治療法―Qスイッチルビーレーザーと脱毛レーザーの併用療法の効果―
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概要
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生後22日から3歳7ヵ月の10名の乳幼児と8歳女児の顔面,鼻背部から頬部にかけて,あるいは上眼瞼に生じた20×30mm<SUP>2</SUP>以上の大きさの先天性有毛性色素性母斑に対してQスイッチルビーレーザーと脱毛レーザーの併用療法を行った。治療は4週毎におこなった。平均3年7ヵ月後,7例著効,3例有効,1例がやや有効の成績が得られた。全例で硬毛は消失した。Serial excisionの困難な部位の先天性色素性母斑の治療法として優れていると考えられた。
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日本皮膚科学会大阪地方会・日本皮膚科学会京滋地方会 | 論文
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