皮膚浸潤が確認されたMyeloid/NK Cell Precursor Acute Leukemia
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概要
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症例:3歳女児。初診:平成16年4月12日。初診10日前より四肢に自覚症状のない紅色丘疹が出現し,5日後より発熱を認めた。末梢血白血球73,000/mm<SUP>3</SUP>,芽球89.0%であった。病理組織学的に表皮直下および真皮上層血管周囲にCD56陽性の芽球様細胞の浸潤がみられ,表皮内にも散見された。浸潤細胞はミ***ペルオキシダーゼ染色陰性で,cCD3陽性,sCD3陰性,CD33陽性,CD56陽性であった。以上より,myeloid/NK cell precursor acute leukemiaと診断した。化学療法後に臍帯血移植を行い寛解状態を維持している。
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日本皮膚科学会大阪地方会・日本皮膚科学会京滋地方会 | 論文
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