吉草酸酢酸プレドニゾロンによる接触皮膚炎の1例
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概要
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患者は67歳,女性。頭部にそう痒を伴う紅斑を認め,近医で加療されていた。リドメックス<SUP>®</SUP>ローションを外用後,後頚部にも紅斑が拡大してきた。接触皮膚炎を疑いパッチテストを施行したところ,リドメックス<SUP>®</SUP>ローションにて陽性で,リドメックス<SUP>®</SUP>ローションの成分別パッチテストでは,吉草酸酢酸プレドニゾロンで陽性であった。各種外用剤のパッチテストでは,ロコイド<SUP>®</SUP>で陰性,パンデル<SUP>®</SUP>で陽性であり,吉草酸酢酸プレドニゾロンとの交叉性が示唆された。
- 日本皮膚科学会大阪地方会・日本皮膚科学会京滋地方会の論文
日本皮膚科学会大阪地方会・日本皮膚科学会京滋地方会 | 論文
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