筋上皮系に分化をしめした皮膚混合腫ようの1例
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概要
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34歳男性。左手掌の皮下腫瘍。病理組織学的所見では,一部に管腔構造を認め,その他大部分の領域は類円形の細胞より構成されていた。腫瘍を構成している主体の類円形の細胞はH-E染色,免疫染色より,筋上皮細胞と判断された。本症例を筋上皮系に分化した皮膚混合腫瘍と診断した。皮膚科領域における筋上皮細胞から成る混合腫瘍はほとんど報告がなく,極めて珍しい症例と考えた。
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日本皮膚科学会大阪地方会・日本皮膚科学会京滋地方会 | 論文
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