けい骨前粘液水腫の1例
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概要
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56歳,男性。約20年前より両下腿に自覚症状を伴わない結節を認めていたが放置していた。急性心不全にて当院内科に入院した時に,甲状腺機能亢進症と診断され,皮疹の精査を目的に当科を受診した。両下腿に2倍手掌大,脳回転様の外観を呈する,指圧痕を残さない皮膚病変を認めた。皮膚生検にて真皮の膠原線維間に酸性ムコ多糖の沈着を認め,脛骨前粘液水腫と診断した。
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日本皮膚科学会大阪地方会・日本皮膚科学会京滋地方会 | 論文
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