結節性皮膚ループスムチン症の1例
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概要
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36歳,女性。17歳時にSLEと診断された。皮膚科初診の約6ヵ月前より背部,上肢,顔面などに皮下結節が多発してきた。初診時,背部・上肢・頬部などに直径1cm大までの皮下結節が多発していた。病理組織学的所見では,真皮全層に膠原線維束が解離し,コロイド鉄染色にてムチンの沈着をみとめたため,結節性皮膚ループスムチン症と診断した。ステロイドの内服・外用にて皮下結節は消褪した。
- 日本皮膚科学会大阪地方会・日本皮膚科学会京滋地方会の論文
日本皮膚科学会大阪地方会・日本皮膚科学会京滋地方会 | 論文
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