ラマン散乱分光法適用による高温高圧水溶液腐食のその場局所観察
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概要
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高温高圧水溶液下で材料表面に進行する腐食挙動を観察しながら,生成する腐食生成物を顕微ラマン分光分析できるセルを開発した.炭酸ガス含有の高温高圧水溶液腐食環境での鋼材表面の腐食生成物生成挙動追跡に適用し,鋼材中のCr有無での腐食挙動,腐食生成物の生成挙動の差異が腐食初期段階から継続的に評価分析できた.開発したシステムが,CO2を含む高温高圧水溶液下での材料の腐食挙動の追跡技術として,有用であることが確認できた.
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公益社団法人 腐食防食学会 | 論文
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