重防食塗膜の防食特性に及ぼす下地鋼材表面の残留さびの影響
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概要
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重防食塗膜を施す前の鋼材表面に残留するさびが防食特性にどのような影響を及ぼすかをサンシャイン・ウエザー・メータ試験とNaCl溶液への浸漬試験により調べた.残留するさびの量はNaCl溶液に浸漬する時間を変えることにより変化させた.さびを乾燥後,厚さが260μmになるようにポリエステル・ウレタン樹脂をコーティングした.塗膜の劣化と塗膜下腐食の評価は表面観察と電気化学インピーダンス分光法(EIS)により行った.また,EIS法による重防食塗膜の特性評価の可能性についても議論した.
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公益社団法人 腐食防食学会 | 論文
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