耐候性鋼材の塗装による補修方法の検討
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概要
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飛来塩分量や凍結防止剤の散布量が多い地域の橋梁に耐候性鋼材が適用された場合,保護性さびが形成されずに層状はく離さびが生成する事例が見られる.そのような異常さびが生成した耐候性鋼材を塗装により補修する検討を行った.その結果,塩分を含んださびは電動工具で確実に除去することは困難であり,さびに含まれる残存塩分の影響により,補修塗装した塗膜は十分な防食性を発揮できないことが明らかとなった.
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公益社団法人 腐食防食学会 | 論文
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