希釈尿染色液を用いたジアルジア簡易検出法の考察
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ジアルジアは,人獣共通感染症としての可能性を持つ病原微生物でありながら小動物臨床の現場では充分に検査が行われてきたとは言い難い。その理由は,検査方法の煩雑さ,検出の難しさ,情報の少なさにある。そこで我々は,生理食塩水で約3倍に希釈した尿染色液を使用した陰性染色による簡便なジアルジアのシスト検出方法を考案した。また酵素抗体法(ELISA)による検査方法との比較を行い,本法がジアルジアシストのスクリーニング検査として優れた方法であることを確認した。
- 動物臨床医学会の論文
動物臨床医学会 | 論文
- 犬および猫における水およびナトリウムの調節機構:- 概 説 -
- コッカー・スパニエルの多発性門脈体循環短絡症17 例の臨床と病理
- 心不全モデル犬における持続性アンジオテンシンII受容体きっ抗薬カンデサルタン・シレキセチル(TCV‐116)の血行動態への影響
- 歯牙の過剰伸長が認められたウサギの39症例
- 小型犬の上顎第1後臼歯に認められた齲蝕の2例