ロジット・モデル分析によるダイコンの内部褐変症の障害進展に関与する温度条件の解析
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概要
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異なる被覆資材を用いてダイコンを栽培した場合の内部褐変症の発生状況を調査し,これらのデータを基に内部褐変症の障害の進展に関与する温度条件をロジット・モデルにより解析した.その結果,日最高気温を35℃以上または日最高地温を29℃以上とし,その遭遇日数を説明変数とした場合に最もマクファーデンR2の値が高かった.このケースでの障害発生状況に関する正しい予測の割合は,「level 1以上発生モデル」と「level 2以上発生モデル」が約90%,「level 3以上発生モデル」と「level 4以上発生モデル」が80%以上であった.
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