四倍性ナカガワノギクと八倍性ナカガワノギクの交配親和性と後代の特徴
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概要
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四倍性ナカガワノギクと八倍性ナカガワノギクを用いて正逆交配を行い,得られた後代の形質と倍数性を調査した.四倍性系統同士は交配親和性であるが,八倍性系統同士では実生が得られなかった.さらに倍数性の異なる交配では交配親和性が低いことが明かとなった.得られた後代の倍数性は,ほぼ両親の中間であったが,非還元性の配偶子由来と推定される染色体数の増加も見られた.得られた六倍性系統は旺盛に生育し,一部の組み合せの中から雄性不稔の形質を持つ植物が出現した.
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