被覆条件下のベッド栽培におけるカキ'刀根早生'と'新秋'の収量および果実品質に及ぼす葉果比の影響
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
被覆条件下のベッド栽培における'刀根早生'と'新秋'の最適な着果基準を明らかにするために,収量と果実品質に及ぼす葉果比の影響を検討した. いずれの品種とも葉果比が高いほど収量が低下し,平均果重が増加する傾向がみられた.果実品質では'刀根早生'は葉果比の影響を受けなかったが,'新秋'では葉果比が高いほど可溶性固形物含量が増加した. 収量と平均果重および果実品質からみて,最適葉果比は'刀根早生'では15,'新秋'では20であると考えられた.また,'刀根早生'の最適総結果母枝長は1樹当たり6 m程度であると考えられた.
- 園芸学会の論文
園芸学会 | 論文
- 液状マルチ資材の散布がコマツナの生育, 収量ならびに地温に及ぼす影響
- 生分解性鉢による育苗がトマトの生育ならびに養分含有率に及ぼす影響 : 第2報定植後の生育(繁殖・育苗)
- 生分解性鉢による育苗がトマトの生育ならびに養分含有率に及ぼす影響 : 第1報定植前の生育(繁殖・育苗)
- トマトの開花期における小花柄の脱離過程
- トマト果実の完熟後における小果柄の脱離組織の形態的変化