リンゴ剪定枝由来活性炭を用いた脱臭用フィルタの物性
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
リンゴ剪定枝から水蒸気賦活で調製した活性炭に薬品を担持し,タバコ臭をターゲットとして作製したフィルタの除去物性について調べ,ヤシガラ製の市販活性炭を用いたものと比較調査した結果,次の点が明らかとなった。担持したリンゴ剪定枝活性炭は市販の活性炭と比較して外部表面積およびメソ孔容積が大きいことが分かった。また薬品の担持によってある特定のサイズ孔が極端に小さくなることは確認されなかった。リンゴ剪定枝活性炭の方が使用初期から一定期間において除去速度が高かった。これは外部表面積やメソ孔容積の大きさが関与していると考えられた。
- The Japan Wood Research Societyの論文
The Japan Wood Research Society | 論文
- 静的曲げモーメントを受けるタケ・ヒノキ接着板の応力と強度
- アラゲキクラゲ(Auricularia polytricha)培地の炭水化物含有量と子実体発生量の相関
- 樹皮タンニンの化学特性と化学・酵素変換
- ヤシ殻チャーからのKOH-水蒸気二段階賦活炭の製造とその吸着特性
- 木造住宅の構造部材に生じる各種応力の許容応力度に対する割合(第5報) 一般地域に建設された住宅の梁に強度等級E55-F200の構造用集成材を使用した場合:一般地域に建設された住宅の梁に強度等級E55-F200の構造用集成材を使用した場合