アラゲキクラゲ(Auricularia polytricha)培地の炭水化物含有量と子実体発生量の相関
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概要
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アラゲキクラゲ培地中の炭水化物含有量と子実体発生量の関係を検討した。菌糸体成長に及ぼす炭素源は,マンニトールとマンノースが促進することを明らかにした。培養期間に応じて炭水化物含有量が変動し,子実体発生量との相関が認められた。培地内グリコーゲン含有量と子実体発生との高い相関性が明らかになった。トレハロース含有量と子実体発生量との関連性はみられなかった。糖アルコールに関しては,マンニトールは菌糸体成長に促進効果をみせ,子実体発生量にかかわる代謝産物であることが分かった。一方,アラビニトールは菌糸体成長と子実体発生との関連性はみられなかった。
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The Japan Wood Research Society | 論文
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