天然乾燥したアカマツ平角材の修正挽き後の寸法変化とねじれ評価
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概要
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天然乾燥したアカマツ平角材の修正挽き後の寸法変化とねじれの発生を天然乾燥期間別に評価した。天然乾燥期間は160日間,260日間,400日間,520日間,890日間,1250日間とし,天然乾燥後に人工乾燥機で含水率15%以下とした平角材の寸法変化とねじれも併せて検討した。結果,天然乾燥160日間とした条件と比較して,天然乾燥260日間以上の仕上がり含水率は低く,仕上がり含水率が低いほど,修正挽き後の寸法変化とねじれは小さくなった。また,天然乾燥期間260日間以上の5条件は,仕上がり含水率,寸法変化,ねじれも同程度であった。さらに,これらの材の修正挽き後の寸法変化は-1.5mm以内にとどまり,製材JASの含水率基準と寸法基準を満たすことが示唆された。また,天然乾燥後の人工乾燥機による追加乾燥は,修正挽き後の寸法変化とねじれの抑制に効果的であることが明らかとなった。
- The Japan Wood Research Societyの論文
The Japan Wood Research Society | 論文
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