含水率より求めた材温を用いた乾燥過程のシミュレーション
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概要
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3次元の拡散方程式を差分法で解き,乾燥過程の構造材の含水率を計算した。その際,拡散係数の温度依存性に必要な材温については,含水率を相対湿度に変換し,その湿球温度が材温に相当するとして計算を行った。材全体の温度の平均値を用いて含水率の変動を計算した結果,中温乾燥の過程における様々な温度での拡散係数が最も一定の値となった。また,高温乾燥の過程においては,材温の実験結果と良く一致する結果が得られた。
- The Japan Wood Research Societyの論文
The Japan Wood Research Society | 論文
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