音声コミュニケーション能力と視線走行制御機能を有するヘルパーロボット
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概要
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病院,グループホーム等において患者,要介護者のお手伝いをするロボットを開発した.提案するロボットは視線によって走行を制御するものであり,肢体不自由な患者,障害者が周囲の景色を見ながら視線のみによって行き先を自由に選択・決定できるものである.また,その途中において周囲の人との会話が楽しめ,意思伝達が音声によってできる.さらに,障害物を認識し,回避行動を自動的に行い,それが不可能な場合,または,このロボットの走行制御を行なっている患者,要介護者等の判断により,当該ロボットを出発地点に自動的に戻す機能を備えている.健常者による実験の結果,所望の機能を確認しえ,視線入力精度,瞬き検出成功率など十分に実用に耐えると判断した.また,提案する移動キーボードと既存の固定キーボードとのキー入力成功率および所要時間の比較を行なった.
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一般社団法人 画像電子学会 | 論文
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