ホモグラフィ分解法による三次元運動パラメータ推定における解の唯一性に関する一考察
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概要
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2枚の画像のみから,ホモグラフィ行列分解による三次元運動パラメータの推定において,複数解が生じる必然性(必ず解の曖昧性があること)はこれまで受け入れられてきた.しかしながら,ある条件においては唯一解が生じる場合がある.本稿はシミュレーション実験から考察を行い,(1)現実的には解の曖昧性は必ず生じるわけではなく,ある条件では唯一的な解が得られること,(2)唯一解と複数解が生じる比率は対象物の特徴領域の面積に依存すること,を示した.また本稿では,この現象に対して,(3)幾何的に説明し,唯一解と複数解が生じる場合について定性的な説明を行った.
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