モアレ干渉の応用によって視域の境界を取り除いた周期立体像
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概要
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周期模様に周期が接近したレンズアレイシートを重ねると， モアレ干渉によって拡大された模様が奥行き感を持って表示される現象が知られている． この原理を応用し， オブジェクトを所定の角度ピッチで回転させて得た視差画像群から合成した周期画像によって， 立体的視差を有する周期立体像を表示する手法を考案し， 実際にレンチキュラーレンズと正方格子のレンズアレイを使った実験によって， 期待される機能が得られることを確認した． 更に本手法の応用として， リサージュ図形を基本とする関数曲線を利用した周期立体像の作成についても検討した．
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