多点組み合わせHough変換を用いたシーン内矢印画像パタン検出
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概要
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市街地の道路脇には多くの看板があり,それらは大変有用な情報を提示している.多くの看板は矢印により目的の場所の方向を示しており,矢印の位置や示す方向を検出することは,看板に書かれている情報を得るためにも大変重要である.本稿では,多点組み合わせHough変換を用いて画像内における矢印の位置および角度を検出する手法を提案する.二つのエッジ画素の組から走査を開始し,矢印パタンの形状的特徴に基づいた条件を満たした場合,画像内における矢印のアローヘッドの頂点であると判断した点,および角度に対応するパラメータ空間に投票を行う.すべての投票が終了したら,パラメータ空間内を探索し,最大投票値を持つ点を対象画像中の矢印の位置,角度として検出する.実験により,提案手法を用いることで様々な形状の矢印を検出できることが確認できた.
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