Mo. Ma Ultra使用時にステントデリバリーシステムの回収に苦慮した2例
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概要
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【目的】頚動脈ステント留置(carotid artery stenting;CAS)時にMo. Ma Ultra(以下Mo. Ma)を使用し, ステントデリバリーシステムの回収に難渋した症例を経験したので,その機序と安全に回収するために行うべき手技について報告する.【症例】代表症例1:81歳,男性.症候性頚動脈狭窄にMo. Maを用いてCASを行ったが,ステントデリバリーシステムの回収に難渋した.【結論】Mo. Ma使用時にステントデリバリーシステムが回収困難になる原因は,ステント先端マーカーがMo. Maの出口ポートで引っかかることである.Preciseステントのアウターシースを確実にリシースすることによりシステムを回収することができた.
- 特定非営利活動法人 日本脳神経血管内治療学会の論文
特定非営利活動法人 日本脳神経血管内治療学会 | 論文
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