焼結鋼Fe-2%Cu-08.%Cの被削性
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概要
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焼結鋼の被削性に関する幾つかの疑問を解決するため,工具寿命試験を行うとともに,被削性について考察した.使用した工具は,超硬P10とサーメットP10ならびにTiAlN/AlCrN超格子のコーテッド超硬S10である.超硬工具の寿命は,乾式切削より湿式切削の方が短いこと,超硬工具より熱衝撃に弱いサーメットの方が湿式切削による寿命の低下が小さいこと,コーテッド超硬では工具摩耗が少なく切削性能が高いこと等の実験結果より,焼結鋼に含まれる銅が被削性の低下に大きくかかわっていること,またCrNを含む難削材用の厚膜コーティングが被削性の向上に有効であることが分かった.
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