ダンパーに利用される円環ゴムの転動抵抗の数値解析に関する基礎的研究
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概要
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ゴムに代表される粘弾性体は,動的エネルギーを熱エネルギーに散逸させる傾向が強く,その特性を利用し,粘弾性体の転動を用いてエネルギー吸収を図る装置が提案されている.このような装置を開発する上では,粘弾性体で構成される回転体の転動抵抗を効率的に算出することが求められるが,このような研究はタイヤの分野で盛んに行われている.本報ではゴム製のOリングを2本の円筒に挟んで転動させる円環ダンパーを対象とし,タイヤの分野で開発された手法を用いてOリングの転動抵抗の解析を行った結果について報告する.
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