フェノール変性メラミン樹脂の硬化及びゲル化物のモルホロジーに及ぼす<I>p</I>Hの影響
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概要
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フェノール変性メラミン樹脂の硬化時pHが硬化物の物性及び構造に与える影響について検討した。硬化条件が酸性からアルカリ性に変化するに伴い, 硬化物は, メラミン樹脂中にフェノール樹脂が点在している海島構造からフェノール樹脂中にメラミン樹脂の点在している構造に変化すること, 結果として硬化物の曲げ強度の温度依存性はpHによる著しい影響を受けること等を明らかにした。なおモルホロジーを解析する方法として, ゲル化物のアルカリエッチングが有効であることを見出した。
- Japan Thermosetting Plastics Industry Associationの論文
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