脳卒中超急性期リハビリテーションにおいて, ロボットスーツHALの使用が麻痺側生体電位検出に有効であった1例
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概要
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目的 : ロボットスーツHALを用いた急性期リハビリテーションにおける麻痺側生体電位の検出について検討した. 症例 : 症例は56歳女性, 破裂脳動脈瘤に対する開頭術後に脳梗塞を合併したためHALを使用した. 結果 : 術後2日目, 患側生体電位は座位時検出されず, 立位時わずかに検出された. 術後9日目まで患側の股関節の屈筋, 伸筋すべてに生体電位が出現し, 術後19日目以降膝伸筋のみに検出されるようになった. 考察 : HALを用いた急性期リハビリテーションは, 立位により生じる反射を利用し筋収縮を促し, 本来の運動パターンへと学習させていくことで, 促通的に歩行可能となっていくことが示唆された.
著者
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井上 亨
福岡大学病院脳神経外科
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塩田 悦仁
福岡大学病院リハビリテーション部
-
福田 宏幸
福岡大学病院リハビリテーション部
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野中 将
福岡大学病院救命センター脳外科グループ
-
緒方 利安
福岡大学病院脳神経外科
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上羽 哲也
福岡大学病院脳神経外科
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濱田 緒美
福岡大学病院脳神経外科
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塩田 悦仁
福岡大学病院リハビリテーション科
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野中 将
福岡大学病院脳神経外科
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福田 宏幸
福岡大学病院リハビリテーション科
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