予後調査よりみた健診項目としてのCEAの意義に関する検討
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概要
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当院成人病健診受診者13,006名に対し血清CEA測定を行ないCEA値上昇例について予後調査を実施した。このうち担がん者は4名で0.03%であった。さらに,CEA値別にみた癌発見率,胃集団検診とのcost benefit balanceの比較,担がん者の予命について検討した。これらの結果よりCEAによる癌スクリーニングの意義はある程度期待され,より早期に癌を発見するために他の検査と組合せて実施すべきと考える。
- 公益社団法人 日本人間ドック学会の論文
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