大阪大学における最近11年の乳房外Paget病69症例の検討
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概要
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大阪大学にて2000年から2011年に乳房外Paget病と診断された69例を対象とした疫学的検討を行った。経過観察期間は1~72ヵ月(平均観察期間35ヵ月),初診時年齢は49~97歳,平均年齢は72.4歳,男女比は2.5:1であった。発生部位は外陰部63例,肛門周囲4例,腋窩2例であった。病期分類は皮膚悪性腫瘍取扱いガイドラインに準じて行った。病期IAは38例,病期IBは17例,病期Ⅱは3例,病期Ⅲは3例,病期Ⅳは8例であった。治療は手術が60例,化学療法が9例,放射線療法が5例であった(重複あり)。5年生存率は病期Ⅰ,Ⅱ,Ⅲが100%,病期Ⅳが0%であった。
著者
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冨田 興一
大阪大学形成外科
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片山 一朗
大阪大学皮膚科
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細川 亙
大阪大学形成外科
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金澤 成行
大阪大学形成外科
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横見 明典
大阪大学皮膚科
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種村 篤
大阪大学皮膚科
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田中 文
大阪大学皮膚科
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谷 守
大阪大学皮膚科
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波多 祐紀
大阪大学形成外科
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菊池 守
大阪大学形成外科
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