北海道における日常食中の放射性セシウムについて(2011~2012)
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概要
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北海道における日常食中の放射性セシウム(134Csおよび137Cs)量について調査を行った.札幌市およびその近郊に住む成人から提供を受けた1日分の食事(陰膳方式)を灰化して試料とした.測定にはGe半導体検出器を用いた.本調査における日常食中の放射性セシウムの最大値(平均値)は,2011年7月1.0 Bq/人・日(0.24 Bq/人・日),11月1.3 Bq/人・日(0.30 Bq/人・日),2012年2月3.9 Bq/人・日(1.0 Bq/人・日),そして7月0.34 Bq/人・日(0.12 Bq/人・日)であった.本調査における放射性セシウムの最大値3.9 Bq/人・日の食事を1年間摂取し続けたときの預託実効線量は0.022 mSv/年であった.
著者
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桂 英二
Hokkaido Institute of Public Health
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佐藤 千鶴子
Hokkaido Institute of Public Health
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内野 栄治
Hokkaido Institute of Public Health
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市橋 大山
Hokkaido Institute of Public Health
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青柳 直樹
Hokkaido Institute of Public Health
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伊藤 八十男
Hokkaido Institute of Public Health