ジアミドとジイソシアナートの重付加反応によるポリアシルウレアの合成
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ジァミドとジイソシアナートの重付加反応により, ポリアシルウレアの合成を試みた.ジアミドとして, フマルァミド, スクシンアミド及びアゾビスホルムアミドを用いたが3種のアミドの反応性は2個のアミド基にはさまれている構造, -CH=CH-, -CH<SUB>2</SUB>-CH<SUB>2</SUB>-, -N=N-によって変化し, フマルアミド, アゾビスホルムアミド, スクシンァミドの順に反応性が高い結果が得られた.得られたポリマーの [η] は約0.15程度であり, いずれの場合も淡黄色から淡かっ色の粉末だった.また, ポリマーの構造と熱的性質を比較検討した.
- 一般社団法人 日本ゴム協会の論文
著者
関連論文
- チオグリコール酸金属塩添加による液状ゴム架橋体の物性向上
- 充てん剤配合液状ゴムの加工中における水分変化と粘度に及ぼす水分の影響
- 有機充てん剤による液状ゴムの補強
- ポリビニルアルコール粉末による液状ゴムの補強
- ブレンドポリマーの物性に及ぼす練り温度の影響
- 加硫ゴムの溶剤中での空気酸化分解
- 硫黄架橋可能なアクリルゴムと1, 2-ポリブタジエンとのカーボン配合でのブレンド物性
- ジアミドとジイソシアナートの重付加反応によるポリアシルウレアの合成
- 硫黄架橋可能なアクリルゴムと1, 2-ポリブタジエンとのブレンドポリマーにおける架橋性