事例報告 規制緩和政策のもとでのオーストラリアの病院図書館
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Australia suffered from an economic crisis during the 1980s and subsequently adopted the National Competition Policy in 1994 to escape from this crisis. As a result of this policy, hospitals were organized into networks to reduce management costs. Consequently, some hospital libraries were obliged to close or downsize in response to budget cuts by hospital administrations. Even under these severe circumstances, however, hospital librarians continued to serve their clients. In Victoria, health librarians, including hospital and medical librarians, established Health Libraries Inc. for the purpose of cooperation and exchanging information to make libraries better, however, obtaining sufficient funding was difficult. So, teaching hospital libraries negotiate with university about funding them to serve university students and staff. However, because hospital administrators and officers are often oblivious to the need for library funding, health libraries are often neglected in delivering the money from university, if librarians do not keep their eyes on the flow of money. In Australia, librarians are usually required to be qualified not by law, but by history; and this circumstance seems to have enabled the quality of health libraries to be maintained despite the harsh situation that has resulted from a competition policy.
- 特定非営利活動法人 日本医学図書館協会の論文
著者
関連論文
- 日本の国際化と外国人の参政権
- 医師--患者関係の再考と医学情報権
- 欧州デジタルサービスの新展開
- 権利としての健康/医療情報へのアクセス : 日本の図書館における実践と法的理論構築の試みとして
- 韓国の学校図書館の発展に関する地域的特性への一考察
- 患者の医学情報権--医療保障の要素としての医学情報の位置づけ
- 陪審法と裁判員制度--民主主義国家と主権者教育保障への架橋としての裁判員制度
- 裁判員制度とその課題
- 人権の視点からみた日豪の医療改革と医療保障
- オーストラリアの競争政策と医学情報図書館--1993年から2001年における大学による研修病院への支援実態
- 事例報告 規制緩和政策のもとでのオーストラリアの病院図書館
- 介護保険法改正に対する憲法学的考察と福祉オンブズマンの意義
- 憲法学的視点からの教育基本法の戦後における意義と課題 : 憲法的価値を前提とした教育基本法の今日的意義
- 世界の公共放送 デジタル時代の課題と財源(第5回)イタリア 新メディア法と公共放送への影響
- 年金改革に対する憲法学的批判
- 私の大学院時代(2)女性研究者草分け時代から男女共生時代への狭間で
- 日本型インフォームド・コンセントの意味と課題--情報と患者の人権への考察の序論として
- 自由研究C-3 教育法と学校図書館--生涯学習社会・情報社会における学校図書館の総合的研究 (「教育改革」と教育基本法制)
- らい予防法と患者の人権--『癩予防ニ関スル件』から改正らい予防法制定まで
- 「らい予防法」が犯した過ち (緊急特集 裁かれた「絶対隔離政策」--ハンセン病訴訟確定)
- 生涯学習社会における大学図書館
- 医学情報と医療保障 : 医師-患者関係とNLMの歴史をもとにした一考察
- 海外レポート 韓国学校図書館訪問記(その1)国立教育大学付属小学校
- 海外レポート 韓国学校図書館訪問記(その2)ソウル市内公立小学校
- 情報時代における日本と韓国の学校図書館
- 生涯学習社会における公共図書館と学校図書館の在り方 : 活動理論応用の可能性
- 「いきいき学校図書館」に見る我が国の学校図書館活動
- 学校図書館活動への活動理論の応用可能性の検討
- 事例報告 規制緩和政策のもとでのオーストラリアの病院図書館
- 新たな時代を迎えた学校図書館理論の展開
- 情報化社会における教育人権--主権者教育権論の再評価と発展への試みとして
- 剣道実技拒否にもとづく原級留置と退学処分--神戸高専剣道実技拒否事件最高裁判例法理の分析と課題--最判平成8.3.8
- 公教育への憲法上の制約--アメリカ合衆国の判例を素材として
- 民間施設の役割と課題 (登校拒否にどう対応するか)
- 登校拒否と教育を受ける権利--「小さな学校」の実践を振り返って
- 情報時代における日本と韓国の学校図書館
- 介護保険法改正に対する憲法学的考察と福祉オンブズマンの意義
- 新たな時代を迎えた学校図書館理論の展開
- 韓国の学校図書館の発展に関する地域的特性への一考察
- 医師--患者関係の再考と医学情報権
- Book Reviews
- 市民への医学情報保障と国立医学図書館構想 : 科学技術情報政策に対する医学情報権の視点からの分析
- 2009年度[第1回]愛知淑徳大学文学部講演会 小さな町の元気な図書館
- 特別養護老人ホームにおけるオンブズマンの役割と制度的意義
- 琉球学校図書館法制定の経緯とその意義