所謂内因性精神病の内分泌学的検討:第二報 : 鬱病における血中成長ホルモン及びACTH-cortisol系の諸種負荷に対する反応
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概要
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鬱病患者を対象として, 諸種の負荷試験時の血中成長ホルモン (GH), 血中cortisol及び血中ACTHの変動を鬱期・回復期に分けて検討した.鬱期においてはインシュリン耐性試験 (ITT) 及びrapid ACTH testに対する血中GHの反応が低下する傾向があつた.血中cortisolは鬱期において, ITTに対しては回復期と同程度に反応したがrapid ACTH testに対しては回復期よりも著明に反応した.メトピロンに対する血中ACTHの反応は諺期と回復期で同程度であつた.
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