EstrogenのRadioimmunoassayに関する研究
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概要
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Estradiol 17β-BSAを抗原として抗体を調製し, 硫安塩析法を用いたestrogenの簡易RIAを開発し, 特異性, 感度, 精度など種々の基礎的検討を加えたのち, 血中E<SUB>3</SUB>を簡単に除去する抽出法を考案し, 妊婦血中free [E<SUB>1</SUB>+E<SUB>2</SUB>] を測庫した.<BR>正常妊娠ではほぼ月数に比例して増加し, 胎盤娩出後の消退は速やかで半減期が14.2分であつた.また異常妊娠の検討により, 子宮内胎児死亡の診断, 切迫流早産の予後判定あるいは分娩誘発時期の決定などに役立つことを知つた.
- 日本内分泌学会の論文
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