腺腫様甲状腺腫 (adenomatous goiter) に関する研究
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概要
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腺腫様甲状腺腫については本邦ではその概念, 外科臨床的意義等について不明の点が多い.この点にっいて臨床的ならびに病理組織学的検討を行なった結果, 本疾患は過形成的性格の強い疾患であること, 単純性結節性甲状腺腫における本疾患の頻度は時代の経過にともなつて変化しないこと, 外科臨床上癌と誤診され易いが, シンチグラムを注意して観察することによつて或る程度誤診をさけられること, 形態学的には腺腫との鑑別上未だ検討すべき問題が残されている等の結論を得た.
- 日本内分泌学会の論文
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