数量化理論による甲状腺機能諸値の分析:特にPBI, BMR推定式の作成について
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概要
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末治療の甲状腺機能充進症, 低下症, 正常者351, 例を対象とし, 心拍数, 脈圧, S<SUB>v1</SUB>+R<SUB>v5</SUB>, 眼突度とBMR, PBIの関係につき, 数量化理論を用いて分析を行ない併せて推定式の作成を試みた.本理論にしたがつて分析するに, 心拍数, 脈圧, S<SUB>v1</SUB>+R<SUB>v5</SUB>の順にBMR, PBIの推定に有効であることがわかつた.よつてこの3つを用いて推定式を作成した, これによる計算値と実測値の問にはBMRにっいてr=0.88, PBIについてはr=0.82という高い相関が得られた.
- 一般社団法人 日本内分泌学会の論文