肝, 腎 glucose-6-phosphatase に関する研究:(1) 肝, 腎glucose-6-phosphatase の基礎的性状について
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概要
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腎も肝と同様解糖系酵素を有する臓器の1つであり, 糖新生を忠実に反映する酵素としてG-6-Paseの腎での態度も肝同様に重要視する必要がある.腎G-6-Paseの基礎的性状を肝のそれと対比しながら, 至適pH, 基質, 作用温度, 失活, 2, 3薬剤, Km等との関係, 組織内分布, 季節的変動, 食餌摂取との関係, 組織化学的検索等について検討し, 腎においても肝同様至適pH6.5を有する特異的なphosphataseであるG-6-Paseの存在を確認した.
- 一般社団法人 日本内分泌学会の論文
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