エストロゲン結合蛋白について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
牛卵胞液をpH5.4にすると沈澱物が生じるが血清はpH5.4にしても沈澱物は生じない. 又この5.4Pはestradiol-17βとの結合率が大きい事からこの5.4PをDEAE-cellulose column chromatographyを行ない0.1M Tris-HCl buffer pH7.0イオン強度0.3μで溶出する画分が他のイオン強度の画分よりも大きい事からエストロゲン結合蛋白 (EBP) と名付け, このEBPをSephadexG-200を用いて0.05M Tris-HCl buffer pH7.5でゲル演過を行なうとestradiol-17β, estroneとの結合率が大きい画分と小さい画分の2つに分離された.
著者
関連論文
- 抗ホルモン剤について
- エストロゲン結合蛋白について
- ヒト乳癌培養細胞MCF-7におけるエストロゲン及び内分泌療法剤のestrogen receptor, progesterone receptor及びDNA合成能に与える影響:whole cell uptake法による検討