市販後医薬品監視における文献モニタリング用国内学術雑誌の選定について-JMEDICINE (JMED) およびJAPICDOC (JD) を用いた安全性情報の雑誌別出現頻度リストの作成と考察-
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
国内医学雑誌から安全性情報の早期入手のための新着誌モニタリング用学術雑誌選定の目安をつけるため, JMEDおよびJDを用い, 雑誌別安全性情報の掲載頻度を調査し, 以下の結果を得た。(1) JMEDでは340誌が, JDでは172誌が, 安全性情報を掲載していた, (2) JMEDの雑誌のうち掲載頻度順位の高い177誌で全安全性情報量の97.02%を収載していた。またJMEDとJDの総合評価からは, 上位169誌で全安全性情報量の97.6%を収載していた, (3) JMEDとJDの両データベースから, 359種類の雑誌が安全性情報を掲載していたが, このうち152誌が, 共通に採択されていた, (4) これらの結果は, 国内誌による安全性情報収集のための新着誌モニタリング用雑誌の選定に有用なデータとなり得ると考える。
- 独立行政法人 科学技術振興機構の論文
著者
-
川名 敏夫
武田薬品工業(株)医薬情報部pms室
-
野尻 務
武田薬品工業(株)医薬事業部医薬情報部
-
北口 正
武田薬品工業(株)医薬事業部医薬情報部
-
鈴木 重量
武田薬品工業(株)医薬情報部東京医薬情報課
-
北口 正
武田薬品工業(株)医薬品事業部医薬情報部
-
吹田 忠純
武田薬品工業(株)医薬品事業部医薬情報部
-
吹田 忠純
武田薬品工業(株)医薬事業部医薬情報部
-
鈴木 重量
武田薬品工業(株)医薬事業部医薬情報部
-
鈴木 重量
武田薬品工業(株)医薬品事業部医薬情報部
関連論文
- 乳酸菌のフォスフォトランスアセチラーゼに関する研究(第5報) : Lactobacillus fermentiのフォスフォトランスアセチラーゼにおよぼす培地成分の影響
- 乳酸菌のフォスフォトランスアセチラーゼに関する研究(第4報) : 乳酸菌におけるフォスフォトランスアセチラーゼの分布
- Streptococcus faecalisのフォスフォトランスアセチラーゼを用いるCoenzyme Aの定量法
- Kaplan・Lipmann法によるCoenzymeAの定量法におけるスルファニルアミドのジアゾ化反応におよぼすシステインの影響
- 乳酸菌のフォスフォトランスアセチラーゼに関する研究(第2報) : Lactobacillus fermentiのフォスフォトランスアセチラーゼを用いるアセチルコエンザイムAおよびプロピオニルコエンザイムAの酵素的合成
- 改定GPMSP
- 英国における新しい副作用情報システムについて : Prescription Event Monitoring
- 学術情報部門の立場から(企業に望む薬学生)
- データベース検索技法の習熟と限界 その2-検索の限界と代行による検索についての考察-
- データベース検索技法の習熟と限界
- タイトル無し
- 市販後医薬品監視における文献モニタリング用国内学術雑誌の選定について-JMEDICINE (JMED) およびJAPICDOC (JD) を用いた安全性情報の雑誌別出現頻度リストの作成と考察-
- 市販後医薬品監視における文献データベースの評価について