交互共重合
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
いろいろなモノマーを共重合させて,交互に並べるこ とは10年前までは高分子化学者の夢にすぎなかった。今ではAとBを交互に配列するばかりでなく, それに立体規則性を持たせることも可能になり,ABCのような三元交互共重合体すら合成できるようになってきた。こういうポリマーは,現在では汎用のゴムやプラスチック, 繊維としての応用が考えられているが, 将来はさらに一歩進んで特別の機能を持ったポリマーとして発展してゆくのではなかろうか。有機化学者は特別のデザインのファインなポリマーの合成に情熱を傾ける。それらの中に特異な物性が見いだされて飛躍することを期待したい。
- 社団法人 高分子学会の論文
著者
関連論文
- Grignard試薬と塩化ビニルのCross-Coupling反応
- 「専門基礎としての有機化学教育について」のパネル討論会報告
- 担持試薬と有機合成
- 大環状化合物と開環重合について
- 共役カルボニル化合物とグリニヤール試薬の反応
- アルコキシグリニヤール試薬と酸塩化物の反応
- 工学系化学教育について(工学系化学教育の現状と新しい構想)(化学教育の進め方 V : 工学系)
- カルボジイミドの重合
- ビニルホスホン酸ビスβ-クロルエチルの合成と重合
- ラクトンのオリゴメル化
- ブロック・グラフトポリマーの界面化学
- 高分子-ドデシル硫酸ナトリウム間の吸着コンプレックスの可溶化能
- 開環重合の最近の話題
- イオン反応における溶媒効果
- ケテン誘導体の合成と反応および重合
- アニオン重合の最近の話題
- 開環重合
- 交互共重合
- 共重合反応による重合機構の研究
- イオン共重合
- ケテンとラクトンの重合
- マクロマーの合成と応用
- 高分子科学最近の進歩