広島市安佐南区における初回ツべルクリン反応検査実施結果について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
広島市安佐南保健センターで平成12年4月〜平成14年9月の2年半の問に実施した乳幼児初回ツ反において, 月齢階級別の陽性率および再ツ反による陰転化率を比較すると, 初回ッ反の実施月齢が生後6カ月以降の者は, 生後6カ月未満の者に対して, ツ反陽性率が高く, かつ, 再ツ反が陰転化しにくいという結果であった。また, 再ツ反および精密検査の結果, 6名にINH予防内服を行ったが, 6名全員投与基準を満たしておらず, 今後に課題を残す結果であった。
- 日本結核病学会の論文
- 2003-10-15